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【意識されているラインとは?】チャートで分析、予測をする上で必要なポイント
意識されているラインとは、
たくさんの人が、見ている場所です。
平行線を引いてみたり、
斜めの線を引いてみたり、
フィボナッチラインを引いてみたり。
そもそも、
なぜ意識されている場所が、
必要なのでしょうか。
それは、
たくさんの人が見ているということは、
トレードが追い風になり、勝率があがります。
人の心理→集団心理→市場心理
でも、
意識されているラインなんて、
チャートを見てもわからないですよね。
わからないから、
エントリーをして、
大切な資金を損失していまいます。
たくさんの方は「買い」を見ているのに、
自分だけ「売り」をしてしまうことは、
誰しも経験あるある。
でも、
ルールに従って、
意識されているポイントを見つければ、
トレンド方向が分析し、予測が出来るようになります。
【意識されているライン】9つのルールで簡単に確認

意識されている場所は、
9つのルールに従って、
見つけていけば簡単です。
そして、
意識されている場所は、
1つや2つだと、弱いので、
たくさんあればあるほど、
意識が強まっていきます。

①ラウンドナンバー(round number)
これは簡単です、
キリ番(きりのいい番号)ですね。
下2桁が50pips(理想)が
意識されているポイントとなります。
例:クロス円)ドル円、
110.00円、110.50円、111.00円という風に、
50pips区切り(理想)で意識をされています。
逆に、
110.30円、110.90円,111.20円というのは、
キリ番ではありますが、
意識は弱いです。
例:ドルストレート)GBPUSD
0.7150, 0.7200, 0.7250, 0.7300などは、
50pips区切り(理想)で意識をされています。
逆に、
0.7140, 0.7220, 0.7320などは、
キリ番ではありますが、
意識は弱いです。
というのも、
人の心理→集団心理→市場心理に
派生していくので、
誰が見ても、わかりやすく。
キリ番!!と言うのが意識されやすくなります。

キリ番とは切りの良い数字。
クロス円:110.00円、110.50円、111.00円
ドルストレート:0.7150, 0.7200, 0.7250, 0.7300など
②意識されているライン、ギャップ
意識されているラインとは、
過去に、キリ番(切りの良い番号)だったり、
レジスタンスライン(天井)
サポートライン(底辺)で、意識されている場所です。
人の心理→集団心理→市場心理に
派生していくので、
誰が見ても、わかりやす居場所です。
チャート分析をする際、
過去に意識されている場所は、
トレンドを予測する上で、
重要です。

①番で引いたキリ番(理想)に対し、
過去にも、引いたキリ番で、
サポートライン(天井)と
レジスタンスライン(底辺)が
意識されているかどうかです。
深く考える必要はありません。
考えれば考える程迷ってしまうので。
ろうそく足が重なっていても、
ひげだけが重なっていても、
意識されているポイントがたくさんあれば、
それは意識されている場所となります。
平行線に対し、
過去に何度もその平行線で、
サポートやレジスタンスラインに、
あたっている場所。
3つ以上がより意識されている。
③④抵抗ライン、サポートライン
抵抗ライン(レジスタンスライン)は、
平行線を引いて、何度も何度もそのラインを、
超えられない場所です。
サポートラインは、
平行線を引いて、何度も何度もそのラインを、
下がらない場所です。

レジスタンスラインとサポートラインの間で、
何度も何度も、↗↘↗↘↗↘壁に当たる時は、
レンジといいます。
横ばいは、
レジサポラインが確定せず、
ただ、不安定な不安定な動きをしている状態。
それに対し、レンジとは。
水平線を含む、上下に突出した、
3点以上で結ばれた図形とルールを決めています。
レンジとは
水平線を含む、上下に突出した、
3点以上で結ばれた図形です。
3点が確定したら、
レンジ戦略・戦術で稼ぐことも可能です。
⑤斜めのライン(あまり機能しない)
斜めのラインをたくさん引く人がいますけど、
引きすぎると、わけがわからなくなります。
そして、
たくさんの人が、
同じように引いているとは限りません。
たくさんの人が見ていないということは、
意識されているラインではありませんよね。
人の心理→集団心理→市場心理
基本的には、
斜めのラインは使いません。
しかし、環境によっては
斜めのラインを引きます。

レンジの中でも、
斜めのレンジもあります。
この場合、2つの斜めの線を
引いて、レンジを確定します。
斜めのラインは、
基本的には使いません。
⑥マルチタイムフレームより上位足の影響をうける
短期足、長期足とありますが。
5分、15分、30分、1時間、4時間、
日足、週足、月足とありますが、
より上位足の影響を受けるという事が前提にあります。
例えば、
15分足でだけで、
トレードをやっている場合。

買いを続けたとします。
突然、この後に、
トレンドが変わり、下落を開始し始め。。。。
全戻ししてしまいました。。。
なんでや~!!
なぜなら、
より長期足である1時間足はダウントレンドであり、
その800MAが抵抗になったから下落を再開しただけなのです。
だから、
観ている短期足は、長期足の一部ということが前提です。

時間足の概念がわかっていないと、
トレンド方向がわかりません。
短期足ではアップトレンドですけど、
長期足はダウントレンドだとした場合。
短期足は、ダウントレンドに流れていきます。
上位足の影響をもろに受けます。
バイナリーオプションで負けている人は、
マルチタイムフレームにやられてしまっている。


⑦移動平均線
移動平均線は、たくさんのトレーダーが見ています。
ですが、移動平均線はあくまで補助的に使います。
あくまでも、抵抗・サポートレベルという認識。
移動平均線とキリ番が交わるポイントや。
移動平均線が密集するポイントは 、
大勢が意識している場所です。
⑧フィボナッチ数
フィボナッチを使うことによって、
たくさんのトレーダーが意識している場所を、
見つけていきます。
まずは、フィボナッチ数とは?
興味がある方はこちらの動画をご覧ください。
フィボナッチ数の中でも、
”38.2と50”は強く意識されています。
トレンドが出ている時は、
大きく上がる→適度な戻り→大きく上がる→適度な戻り。
または、
大きく下がる→適度な戻り→大きく下がる→適度な戻り
というサイクルで動いています。

これが、61.8まで戻ってから
上昇になると、
トレンドが弱くなります。
また、61.8を超えてしまうと、
トレンドがなくなり、逆方向へ行くかも知れないと疑います。
フィボナッチ数は適度な戻りで使います。
特に”38.2”と”50”は強く意識されています。
⑨ピポットライン
FXではよく使われているインジゲーターです。
チャートを測るメジャーの役割。
たくさんのトレーダーが見ているので、
私達も使う必要があります。
人の心理→集団心理→市場心理
フィボナッチは中期的な目標として意識。
ピボットは短期的な抵抗レベルという認識。
フィボナッチは、月足や収束チャートなど、
長期足で使うことをおすすめします。
ピポットは、
デイトレーダーが目標地点を意識するラインとして、
短期足で使うことをおすすめします。

長期足:フィボナッチ
短期足:ピポット
まとめ
いかがでしたでしょうか。
意識している場所がイメージできましたか。
相場は常にランダムです。
”絶対”や”必ず”と言う事はありません。
でも、
チャートを分析して、予測を立てる事は可能です。
そこには、”心理”が隠されています。
人の心理→集団心理→市場心理
トレーダーがどのように考えて、
どこを意識しているのか、
今回の9つの場所で確立を上げて、
大切な資金を稼いでいきましょう。
相場は常にランダムである。
相場は人の心理→集団心理→市場心理から成り立つ。
9つのルールで、
チャートを分析し、予測を立てていく。

