負けないエントリーはとても重要。
だけど、
すぐに建値にしてしまう人は、
結果的に、お金が増えずらい。
現在、
プロップの口座を運用しているとけど、
その時のマインドを踏まえ、
アウトプットしていきます。
Contents
建値にしたいのは、自分への逃げ道
プロップの口座では、
4人で1つの口座を運用しています。
個人の口座とグループ口座の
一番の違いは、”ガラス張り”である。
誰が負けたのか。
誰が損失をだしたのか。
一目瞭然だ。
最初の頃の話をします。
私は、
プロップの口座は
”絶対に減らしてはならない”
という気持ちが強かった。
勝率に拘りすぎていた。
エントリーするときは、
ビビりながらマウスを握る。
「ここだぁ、、、ぽちっ!」
ものの10秒でマイナスが膨れ上がり、
恐怖を覚えた。
「あぁー今ならまだこのくらいの損失だ」
と負けを前提で考えていた。
一応SLは入れているんだけど、
マインドはとても弱い。
そして、
5分もすれば、
プラテン(マイナスからプラスに転じる)する。
「やった~!シナリオ通りだ!」
で、
ここから反省なんですが、
”建値に移動が早すぎる”
ということだった。
なぜ建値に移動が早すぎてはいけないか
エントリーするときって、
5分足や15分足で、
エントリーすることが多いと思います。
特に急騰急落のように、
ド底やド天井で入った場合、
建値で切られることは多いです。
イメージ。

例えばこんな場面。
”売り”で入ります。
根拠は、
・意識される水平線
・Vのサイクル閉じ
・フィボナッチ
等になります。
SLは5PIPS上とします。
TPは10PIPSとします。

おっ、
エントリー方向に進んだ!
メンタルが弱い人は、
含み益になった瞬間に、
SLを建値に移動する

「よし、これで負けなし!」
にはなるけれど、
実際3PIPS-5PIPSでSLを移動すると、
かられる。

「やばぁい、逆行してきた!」

はい、
ひげで刈られました。
結果:180円の儲け(微益)
負けなければ勝ち
というのもわかるけれど、
私の検証経験から言うと、
SL覚悟で勝負をしなければ、
大きくは取れないと思う。
それに、
SLを建値に移動するのは、
チャートに方向性が出た時だ。

結果的に、
SLを移動しなければ、
TPまで行ったという話。
そもそもなんで建値を移動するのか
建値に移動するのは、自分都合。
これに尽きる。
でも、
チャートはそんなの関係なく、
動いているのである。
建値に移動したとき、
一度とどまってほしい。
①ノーポジならどう思う?

さっきの場面で
SLを建値に移動しました。
ここで考えてほしいのが、
売り目線で考えているのは、
自分都合。
逆に、
”買い”を考えているのは、
どこで買う??
将棋と一緒で、
自分の駒、相手の駒
両方のシナリオを考えながら、
動かしていく。

買い目線はこう考える

・フィボナッチ38.2%
・チャネルライン
・トレンドライン反発
ということで、
青いゾーンは一度反発すると疑う。
売り目線は

・意識される水平線(Vのサイクル閉じる)
・フィボナッチ200%
等々
という感じで、
両方の目線で見ると
「ここまでは行くな。
ここで揉むな。
ここで逃げとこう。」
これがわかるようになると、
無理に”利”を伸ばさなくてもいいし、
取れるところだけ取って逃げる。
お金が残れば、
ホームランを狙わず、
ヒットの連続でもよい。
かっこ悪いトレードでも、
取れれば勝ちは勝ち。
目的はお金を残すことにある。
というわけで、
エントリーしてしまうと、
どうしても偏りが出てしまう。
振り返りをするとよくわかる。
「あぁーこんなところで入ったら、
負けるに決まっているやろー
俺のばかー」
エントリーすると、
自分の都合で考えてしまう。
②上位足を必ず見る事

先ほどの場面に行きます。
建値に移動している人は、
ここで刈られている場面です。
ここでとても重要なのが、
上位足はどうなのかです。
私は
・日足
・4時間足
・1時間足
・15分足
の4画面で見てます。
(細かなところは5分足)

5分足では、
ダブルトップになるかなって場面。
しかし、
15分足で見るとこんな感じ。

1時間足

という感じで、
上位足に行けば行くほど、
一本のろうそくの中のピストン運動に過ぎない。
5分足で翻弄されてはいけない。
上位足は、まったくぶれていない。
ただの上下運動にすぎないのである。
だから、
早めの建値移動は、
いとも簡単に駆られる。
③転換ポイントは4つのパターンしかない
チャートが転換するときのパターンは、
4つしかない。
それを頭に入れておくと、
イメージが出来る。
とても重要です。
上昇中でも、
イメージができていれば、
「これは転換のダブルトップで終わる
パターン」
と予測できていれば、
損切をしないで耐えることもできる。
というわけで、
転換のパターンは以下の四つ
①V字A字転換
②ダブルボトム、ダブルトップ
③三尊、逆三尊
④レンジブレイク
①V字A字転換
①は稀である。
基本あまりない。
急騰急落の時に経験からあると思う。

②ダブルボトム、ダブルトップ

下や2回試す。
・同じ最安値になる(同値)
・安値更新
・安値切上
③三尊、逆三尊

3回上を試すが、
それでも上昇できず、
崩れていく。
④レンジブレイク

ド底でレンジが始まり、
レンジを抜けて転換
まとめ
先ほどの4つの転換パターンは、
同様。
4つのエントリパターンがある。
本やブログを見れば、
どこにでも書いてあるけれど
実際、
それで勝てるかどうかは、
まったく別物である。
これは実際に自分で試しながら、
検証をしていく必要がある。
相手がどんなパターンで来るかによって、
戦い方を変えていったり、
イメージをする。
”直観”で判断するというけれど、
”直観”とは、
努力から培ってきたもの。
つまり、
何度も何度も同じ場面に来ると、
条件反射と一緒で、
「なんか違和感を感じる」
というがわかってくる。
プロップの口座でも、
こんな感じでやってます。

